さくらVPSを借りてpython baseのTwitter botを起動するまで(1)
python3.5 + tweepy3.5.0 + cron 環境でbotを回したい…ということでサーバーを借りることにした。特にサーバーをいじった経験がないので、ちょこちょこぐぐってみて他の人のブログ記事が豊富なさくらインターネットにしてみることにした。無料期間が2週間ついてくるのでその間に少なくともbotを起動するまでは持っていけるだろうという魂胆もあった。
レンタルサーバーでも大丈夫なのではないか?という雰囲気もあったのだが、VPSの方がむしろ綺麗な環境なのではないかということもありVPSで挑戦してみた。別に後でレンタルサーバーでも大丈夫っぽいことを知ったが後の祭りだったというわけじゃないんだよ。ほんとだよ。
さくらインターネットのVPSを借りた
月額658円の512プランを借りる。登録は簡単、1時間もかからなかった。
初回起動時はさくらのコンソールから行った。
最初はなにやらパッケージをインストールしていたようでさくらのコンソールがしばらくうんともすんとも言わなくなったが、何度か再起動してみたら動いた。もしかしたら何かのインストールに失敗したのかもしれないが、今のところ特に問題は生じていない。
VPSの初期設定をした
上記のブログを参考にしながらおこなった。
ターミナルはPuTTYを使った。
公開鍵認証には以下のサイトも参考にした。
9以降は今のところ使う予定がないのでやっていない。
WinSCPを導入した
そういえばファイルをアップロードする必要があるな、と思ったので
上記のブログで一瞬だけ言及されていたWinSCPを導入した。とても簡単。
Python3.5.2を導入した
このブログを参考に3.5.2をインストールした。
基本的にはブログに書かれてあるとおりのことを行っている。
シンボリックリンクの貼り替えの部分だけ、python3.5を参照しないといけなかった。lsで確認しながら行なうとよい。
python3.5の起動を確認した。
シンボリックリンクでpython3.5にリダイレクトしているのだけれど、sudo後にrootから
$ python
するとバージョンが2.6.6のままだということを確認した。通常ユーザーからだと問題ない。rootユーザーにはシンボリックリンクが適用されないのだろうか?
tweepyを導入した
再びここを参考にする。
$ sudo -s
$ /usr/local/python/bin/pip3.5 install tweepy
でインストール完了。
cronはインストール済だった
まとめ
以上の作業で環境構築は終了したと思われる。
次は
- 各種テストコードを試しさくらVPS上の環境でのpython等の動作を確認する
- botの絶対参照部分の修正を行いbotの動作を確認する
- cronのテストを行なってcronの動作を確認する
- 低頻度でcronおよびbotの動作を確認する
- サービス開始
という順序で進めていきたいと思う。